音楽を電話に入れる、という発想は、今では当たり前すぎて新鮮味がありません。当時はそうではなかった。ウォークマンのロゴが付いたケータイは、ディスクマンの延長であり、同時に電話でもありました。イヤホンを挿したまま駅のホームで着信音が鳴ると、少し恥ずかしかった。
ソニー・エリクソンのWシリーズは、海外でも日本でも「音楽用」として並びました。容量、対応フォーマット、付属ヘッドホン。スペック表を読んだのに、決め手は色だった、という人が多い。
初代iPhoneより前の話です。タッチでアルバムアートを撫でる前に、キーで曲送りをしていた。その順序を地図に残しておくと、あとから見返したときに「なぜあの機種だったか」が戻ってきます。
年を選んで Sony Ericsson を探すか、Walkman で検索してください。完全一致しなくても近い年のW系を置けば、記憶としては足ります。ポスターは型番の鑑定書ではありません。
その前後に、折りたたみの普通の機種があるはずです。音楽ケータイだけが浮いていると、路線が短すぎます。普通の一台を先に置いてから、Wを足してください。